私の住む十三塚について
私の住む十三塚は石岡市(旧八郷町)大字小幡の小字になります。
東筑波山麓の標高70m〜90mの斜面にひな壇状に家が立ち並ぶ集落です。
十三塚という地名について古くから言い伝えられた民話がありますので紹介します。
昔々、この地に立つ古寺には人間を食い殺してしまう大きなネズミがおり、住民は困っていたそうです。
ある日、旅僧がこの地を訪れ、住民からこの話を聞き、村中から猫を集めたそうです。
集まった猫は12匹。
僧侶はこの猫たちを古寺に連れていき、大ネズミを退治しようとしました。
翌朝、僧侶が住民たちと古寺に行くと大ネズミも猫も皆死んでいたそうです。
住民たちは12匹の墓を作って葬ることにしました。
その時に、これまで悪さをしていた大ネズミの墓も一緒に作ったそうです。
こうして作られた13基の石の塚を十三塚と呼ぶようになったとさ。
文献として残っているのは大ネズミと猫の話ですが、葬られているのは落城した城主と家来たちのお墓で、敵に見つからないようにこのような民話をいい伝えたのではないか、という話も聞いたことがあります。
今もこの13の塚は現存しています。
東筑波山麓の標高70m〜90mの斜面にひな壇状に家が立ち並ぶ集落です。
十三塚という地名について古くから言い伝えられた民話がありますので紹介します。
昔々、この地に立つ古寺には人間を食い殺してしまう大きなネズミがおり、住民は困っていたそうです。
ある日、旅僧がこの地を訪れ、住民からこの話を聞き、村中から猫を集めたそうです。
集まった猫は12匹。
僧侶はこの猫たちを古寺に連れていき、大ネズミを退治しようとしました。
翌朝、僧侶が住民たちと古寺に行くと大ネズミも猫も皆死んでいたそうです。
住民たちは12匹の墓を作って葬ることにしました。
その時に、これまで悪さをしていた大ネズミの墓も一緒に作ったそうです。
こうして作られた13基の石の塚を十三塚と呼ぶようになったとさ。
文献として残っているのは大ネズミと猫の話ですが、葬られているのは落城した城主と家来たちのお墓で、敵に見つからないようにこのような民話をいい伝えたのではないか、という話も聞いたことがあります。
今もこの13の塚は現存しています。
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