この柿はなんだ?
富有柿が虫食いで倒れた株から芽吹いた樹に見たことがない柿が生っていました。
柿の苗木は台木(根っこの部分)に欲しい品種(富有柿等)の枝を接木して作られています。
台木には樹勢が強い、病気に強いとかの理由で渋柿が使われることが多いため、台木から芽吹いた樹には渋柿が生ります。
他にも何本も台木から芽吹いた樹がありますが、すべて渋柿です。
今回見つけた柿はこれまでに見たことがない形状です。
熟していることを確認して、いつものように実食です。
ナイフで切ってみると果肉にゴマがいっぱい。
食べてみたらすごく甘く食感もいい感じです。
品種を色々調べてみましたが、形状・特徴にあう柿が見当たりません。
もしかして、新品種発見か!
柿の新品種ってこんな感じで偶然見つかるケースが多いんです。
西村さんが見つけたから西村早生柿
富有柿の中で早く熟する樹をみつけたのは松本さん⇒松本早生富有柿
来年はこの樹を特別手入れをして観察してみます。

柿の苗木は台木(根っこの部分)に欲しい品種(富有柿等)の枝を接木して作られています。
台木には樹勢が強い、病気に強いとかの理由で渋柿が使われることが多いため、台木から芽吹いた樹には渋柿が生ります。
他にも何本も台木から芽吹いた樹がありますが、すべて渋柿です。
今回見つけた柿はこれまでに見たことがない形状です。
熟していることを確認して、いつものように実食です。
ナイフで切ってみると果肉にゴマがいっぱい。
食べてみたらすごく甘く食感もいい感じです。
品種を色々調べてみましたが、形状・特徴にあう柿が見当たりません。
もしかして、新品種発見か!
柿の新品種ってこんな感じで偶然見つかるケースが多いんです。
西村さんが見つけたから西村早生柿
富有柿の中で早く熟する樹をみつけたのは松本さん⇒松本早生富有柿
来年はこの樹を特別手入れをして観察してみます。

西村早生柿が食べごろです
西村早生柿は知ってますか?
今が食べごろの果肉にゴマが入ってるあの柿です。
柿は「甘柿」「渋柿」「不完全甘柿」の3つに大別され、西村早生柿は「不完全甘柿」になります。
種が入れば渋が抜け、そこにはゴマ模様が現れます。
庭先等でなっている柿で半分渋かった、なんていう経験があるとおもいますが、それです。
私たち柿生産者は、収穫した柿の渋の抜け具合を1個づつ全て検査後に販売しています。
甘渋判定機という機会で光を当て、光の透過具合で渋抜けを判断します。
下の写真の場合、白っぽく見える部分は渋が抜けていない状態です。

元々、大きくなる柿ではないのですが、このように渋の抜け具合の関係で、意識的に小さめの柿を作っています。
もう一つの特徴は、樹上で完熟してくると表面が黒く汚れてきます。
表面の汚れは市場(みずほではありません)出荷の基準ではB品とされますので、表面が綺麗なうちに収穫して出荷される傾向にあります。

成田柿園は「食べて美味しい柿」でお客様に喜んでいただきたいので、表面が汚れても樹上で完熟させて収穫するよう心がけています。
そんな訳でちょっと汚れた西村早生柿は今が旬です。
今が食べごろの果肉にゴマが入ってるあの柿です。
柿は「甘柿」「渋柿」「不完全甘柿」の3つに大別され、西村早生柿は「不完全甘柿」になります。
種が入れば渋が抜け、そこにはゴマ模様が現れます。
庭先等でなっている柿で半分渋かった、なんていう経験があるとおもいますが、それです。
私たち柿生産者は、収穫した柿の渋の抜け具合を1個づつ全て検査後に販売しています。
甘渋判定機という機会で光を当て、光の透過具合で渋抜けを判断します。
下の写真の場合、白っぽく見える部分は渋が抜けていない状態です。

元々、大きくなる柿ではないのですが、このように渋の抜け具合の関係で、意識的に小さめの柿を作っています。
もう一つの特徴は、樹上で完熟してくると表面が黒く汚れてきます。
表面の汚れは市場(みずほではありません)出荷の基準ではB品とされますので、表面が綺麗なうちに収穫して出荷される傾向にあります。

成田柿園は「食べて美味しい柿」でお客様に喜んでいただきたいので、表面が汚れても樹上で完熟させて収穫するよう心がけています。
そんな訳でちょっと汚れた西村早生柿は今が旬です。