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柿の種まき



柿苗を自家調達するために、柿の種まきをしました。
今月の満月が22日なので、月のリズムを参考にすると「種まきは、満月の5日前から満月までに行うのがいい」、とされているので、ベストタイミングのはずです。

種は豆柿(たぶん)。以前に苗木屋さんから買った富有柿が虫害のため地上部が枯れてしまいましたが、ひこばえ(根本部分から発芽する通常は不要な枝)を成長させ何年か後から実を付けるようになった木です。

1年後に栽培品種の穂木を接ぎ木します。
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剪定した枝の処理

剪定した枝は一般的には焼却されていますが、成田柿園では粉砕機でチップにしています。
粉砕機
投入口から処分する枝を入れると、中で回転しているハンマー状の鉄の塊で粉砕する仕組みです。
投入できるのは直径5cm位なので、それ以上の太さの物は、安全な場所で焼却処理されます。
出てきた木片がこれ
粉砕後のチップ
この木片をこのまま畑に放置すると、堆肥として還元できるのですが、コガネムシ等に産卵されてしまうので、畑の外に持ち出します。

この木片は花壇にまいたりしますが、今回は堆肥を作る予定です。
ペレットストーブの燃料なんかになればいいですけどね。

草の管理



柿の木の元を草刈りしました。
残した草は5月初旬頃に運搬車で踏み倒します。

剪定中の1コマ


今年から近所の柿畑を借りることになり、剪定をしています。
作業中珍しい状況に遭遇しました。(写真)
主枝が2本結合しています。
通常はこうなるまえに1本を切るのですが切りそこなったのでしょう
ここまで結合するには結構な年月が経っていると思います。
これから分離手術です。

新しい?運搬車


新しい(物的にはかなり古い)運搬車がやってきました。
これまで使っていた運搬車のキャタピラーが切れてしまったので業者さんに引き取ってもらったらこれを置いていってくれました。
キャタピラーは結構高額なので中古のハーベスター等を探したほうが安いです。

エンジン始動ok
要修理は、燃料ホースの交換と始動スイッチの配線手直し、ってとこです。
ハーベスターを下ろした部分に荷台を作れば運搬車として復活です。

今日は朝から雨のため、畑仕事はやめてとりあえず修理前の洗車です。

私の住む十三塚について

私の住む十三塚は石岡市(旧八郷町)大字小幡の小字になります。
東筑波山麓の標高70m〜90mの斜面にひな壇状に家が立ち並ぶ集落です。
十三塚という地名について古くから言い伝えられた民話がありますので紹介します。

昔々、この地に立つ古寺には人間を食い殺してしまう大きなネズミがおり、住民は困っていたそうです。
ある日、旅僧がこの地を訪れ、住民からこの話を聞き、村中から猫を集めたそうです。
集まった猫は12匹。
僧侶はこの猫たちを古寺に連れていき、大ネズミを退治しようとしました。
翌朝、僧侶が住民たちと古寺に行くと大ネズミも猫も皆死んでいたそうです。

住民たちは12匹の墓を作って葬ることにしました。
その時に、これまで悪さをしていた大ネズミの墓も一緒に作ったそうです。
こうして作られた13基の石の塚を十三塚と呼ぶようになったとさ。

文献として残っているのは大ネズミと猫の話ですが、葬られているのは落城した城主と家来たちのお墓で、敵に見つからないようにこのような民話をいい伝えたのではないか、という話も聞いたことがあります。

今もこの13の塚は現存しています。
プロフィール

成田柿園

Author:成田柿園
筑波山の麓で柿を栽培しています。日々の農作業などを紹介していきます。
茨城県石岡市小幡1782-1
TEL0299-42-3074
FAX0299-42-3091

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