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2016年度の病害虫防除記録を掲載しました

2016年度の病害中防除記録を「柿の栽培管理>病害虫防除」に掲載しました。

今年は、フジコナカイガラムシの防除がうまくいったようで、発生を抑えることができたようです。また、カメムシも大量発生という状況にはならなかったので、被害も最小で済んだように思います。

7月初旬から8月中旬まで降雨がなく、降雨があと3日も遅れたら干ばつの被害がでるところでした。

その後は台風続きで晴れ間が少なく炭素病等の病気の発生が心配されますが、現在のところ発病はないようです。

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草刈をしていない柿畑


春先から木の幹周辺以外草刈をしていません。
牧草と思われる雑草は、摘果作業で踏み倒され敷草状態になってます。
微生物への環境も良くなり、土もフカフカです。
草生栽培は肥料が取られるという説もありますが、これだけの有機物を投入するにはかなりの労力が必要と思うので、雑草との共存が実現しているんじゃないでしょうか。

草生栽培の柿畑の様子

20160519203204847.jpg
背丈70cmくらいに伸びた牧草が畑一面を覆っています。
木の元は刈払機で除草してあります。
これは木の根本を乾かして、不定根が発生しないいようにするためです。

草を生やすことで、土壌の流失を防ぎ、微生物の生存に適した環境になります。
また、雨が葉に当たると、葉の表面から栄養分が洗い流されるリーチング現象が起こります。
(「作物にとって雨とは何か」木村和義著に書かれています)
畑に施肥した肥料分は一時的に草に吸収されますが、リーチング現象によりまた土壌に還元されていることになります。

肥料分の土壌への流亡は環境にも影響を及ぼすため、この現象は大きな効果があると思われます。

松本早生富有柿の開花はじまる



現在、摘蕾をしているのは松本早生富有柿です。

柿の種まき



柿苗を自家調達するために、柿の種まきをしました。
今月の満月が22日なので、月のリズムを参考にすると「種まきは、満月の5日前から満月までに行うのがいい」、とされているので、ベストタイミングのはずです。

種は豆柿(たぶん)。以前に苗木屋さんから買った富有柿が虫害のため地上部が枯れてしまいましたが、ひこばえ(根本部分から発芽する通常は不要な枝)を成長させ何年か後から実を付けるようになった木です。

1年後に栽培品種の穂木を接ぎ木します。
プロフィール

成田柿園

Author:成田柿園
筑波山の麓で柿を栽培しています。日々の農作業などを紹介していきます。
茨城県石岡市小幡1782-1
TEL0299-42-3074
FAX0299-42-3091

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